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損保ジャパン 情報漏洩:2025年の不正アクセスで何が起きたか

Remove Me編集チーム · 公開日:2026年11月5日 · 読了目安:1分

要点

損保ジャパンは2025年4月に不正アクセスを確認し、顧客情報が漏洩した可能性を否定できないと公表しました。公表時点で漏洩や悪用の事実は確認されていません。

この記事は、次の総合ガイドの一部です: 情報漏洩のお知らせが届いたら:まずやること

何が公表されたのか

損害保険ジャパンは2025年4月25日に、社内システムへの不正アクセスと、顧客情報が外部に漏洩した可能性を公表しました。その後、6月11日に第2報を出し、調査結果を明らかにしています。

不正アクセスを受けたのは、各種指標の管理を主な役割とする社内のWebシステムです。同社は2025年4月21日にこれを確認し、外部からのアクセスを遮断しました。

専門業者のフォレンジック調査では、2025年4月17日から4月21日まで、侵入した第三者が顧客に関する情報へアクセスできる状態だったと推測されています。

漏洩は確認されたのか

第2報の時点で、同社は漏洩した事実も不正利用された事実も確認されていないとしています。一方で、情報が外部に漏れた可能性は否定できないという立場です。

この点は正確に押さえておく必要があります。「流出した」と断定された事案ではなく、「見られる状態だった」ことが判明した事案です。第2報以降の動きは、同社の最新の案内で確認してください。

対象になり得るデータの件数

第2報によると、外部から閲覧されたおそれ、または漏洩の可能性があるデータ件数は次のとおりです。重複して数えられているデータも含まれます。

  • 氏名、連絡先、証券番号が記載されたデータ:約337万件
  • 氏名と証券番号が記載されたデータ:約187万件
  • 連絡先と証券番号が記載されたデータ:約119万件
  • 氏名のみ、住所のみなどのデータ:約83万件
  • 代理店関連のデータ:約178万件

このほか、同社のデータベースと照合しなければ個人を特定できない証券番号や事故番号のみのデータが約844万件あるとされています。件数は人数ではなくデータの数です。

漏洩の可能性がある情報

顧客関連では、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、証券番号・事故番号、被保険者名が挙げられています。保険料の支払口座情報(1,638件)も、見られた可能性がある項目に挙がっています。

代理店関連では、保険募集人の氏名、募集人ID、生年月日(9,366件)も挙げられています。すべての情報が同じファイルで見られる状態だったものはない、と説明されています。マイナンバーカードとクレジットカードの情報は含まれていません。

会社と当局が公表した対応

同社はシステムを停止してネットワークを遮断し、他のシステムに同様の脆弱性がないことを確認しました。不正アクセスの監視も強化しています。所管の警察署には不正アクセスを申告し、事件相談として受理されたとされています。

対象の可能性がある顧客には順次、個別に連絡するとしています。個別の連絡が難しい場合は、公表をもって連絡に代えるという案内です。問い合わせは取扱代理店ではなく、同社のお客さま専用窓口が受け付けています。電話番号と受付時間は第2報に記載されています。

なお、2025年3月24日に金融庁が出した業務改善命令は、代理店との間で顧客情報が不適切にやり取りされた別の事案に関するものです。金融庁の資料には、383の代理店で799,331件、出向者114人で166,327件の漏洩等が確認されたと記載されています。個人情報保護委員会(PPC)も同年4月30日に、大手損保4社へ指導を行いました。

今すぐできること

連絡先と証券番号が見られた可能性があるため、保険会社や関係機関を装った連絡に注意してください。

  1. 損保ジャパンから届いた連絡かどうかは、メールやSMSのリンクではなく、公式サイトや契約書類にある窓口で確かめます。
  2. 契約者向けサイトで使っているパスワードを変更します。他のサービスで同じ文字列を使っている場合は、そちらも変えます。手順はパスワードの変更方法で解説しています。
  3. 保険料の引き落とし口座に覚えのない動きがないか、通帳や明細で確認します。
  4. 不審なメールの見分け方はフィッシングメールの見分け方にまとめています。

公開情報を確認する

Remove Meは、メールアドレスなどの公開情報と、すでに知られている漏洩の有無を調べる無料のスキャンです。登録は不要です。現時点では削除依頼の送信は行っていません。

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このスキャンは損保ジャパンのこの事案を個別に探すものではありません。結果が空でも、情報が守られていることの証明にはなりません。メールアドレスの確認の考え方はメールアドレス漏洩の確認方法で説明しています。

自分の情報について確認したいとき

会社が保有する自分の個人データの内容は、個人情報保護法に基づく開示請求で確認できる場合があります。手続きは開示請求の方法を参照してください。個別の法的判断が必要な場合は、公的な相談窓口に問い合わせてください。

よくある質問

上のFAQに、対象期間、含まれる情報、自分が対象かどうかの確認方法をまとめています。

出典

よくある質問

損保ジャパンから情報は実際に漏れたのですか。
2025年6月11日の第2報では、漏洩した事実も不正利用された事実も確認されていないとされています。ただし、漏洩の可能性は否定できないと説明されています。
どの期間に外部から見られる状態だったのですか。
専門業者の調査により、2025年4月17日から4月21日までの期間と推測されています。4月21日に不正アクセスを確認し、外部からのアクセスは遮断されました。
クレジットカード番号は含まれていますか。
同社の第2報は、マイナンバーカードとクレジットカードの情報は含まれていないとしています。保険料の支払口座情報が一部に含まれていた可能性があると記載されています。
自分が対象かどうかはどう分かりますか。
同社は、可能性のある顧客に順次個別に連絡するとしています。連絡が難しい場合は公表をもって連絡に代えるとされているため、同社の公式窓口で確認してください。
2025年3月の行政処分は同じ事案ですか。
別の事案です。3月24日の金融庁の処分は、保険代理店との間で顧客情報が不適切にやり取りされた件に関するものです。

出典

編集方針

この記事は、上に挙げた公的な情報源をもとにRemove Meチームが執筆しています。情報源に変更があった場合は、記事を更新します。内容は情報提供を目的としたもので、個々の状況に合わせた法的助言ではありません。

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